納品プランを作成したら、各商品へFBA商品ラベルを貼っていく。
このラベルは、Amazon倉庫が「どの商品が、どの販売者の在庫なのか」を判別するための重要な情報である。
ラベルは、プリンターで印刷したものを商品へ貼り付ける。ラベル用紙の種類や印刷レイアウトは変更されることがあるため、印刷前に、ラベルサイズと用紙設定が一致しているか確認しておこう。
原則は「元のバーコードを完全に隠す」
多くの商品には、JANコードなどのバーコードが印刷されている。
FBA商品ラベルは、元のバーコード全体を覆う位置へ貼ることが原則である。
元のバーコードとFBA商品ラベルの両方が読み取れる状態では、Amazon倉庫のスキャナーが誤ったコードを読み取り、商品を正しく識別できない可能性がある。
ラベルを貼り終えたら、元のバーコードが完全に隠れているかを必ず確認しよう。この一手間が、受領時のトラブル防止につながる。
ラベル貼りで起こりやすい4つのミス
ラベル貼りは単純な作業に見えるが、発送トラブルの原因になりやすい工程でもある。初心者が特に注意したい4つのミスを紹介する。
ミス① 元のバーコードが見えている
商品に印刷されたJANコードなどが見えていると、Amazon側で誤って読み取られる可能性がある。その結果、商品が正しく受領されなかったり、販売開始が遅れたりすることもある。
予防方法──FBA商品ラベルで、元のバーコード全体を完全に隠す。
ミス② 輸送中にラベルが剥がれる
輸送中は、摩擦や振動、温度変化などによってラベルが剥がれることがある。
剥がれたラベルが別の商品へ付着すると、商品情報が入れ替わる重大な事故につながる可能性もある。
予防方法
- 粘着力のあるラベル用紙を使用する
- 平らな面へ貼る
- 四隅までしっかり密着させる
貼ったあとに軽く押さえ、浮きや剥がれがないか確認しておこう。
ミス③ 別の商品へ違うラベルを貼る
商品数が多くなると、途中でラベルと商品の順番が入れ替わってしまうことがある。
一枚ずれるだけでも、その後のすべての商品に誤ったラベルを貼ってしまう可能性がある。
予防方法──作業は次の順番で行う。
- 商品とラベルを一対一で並べる
- 商品名を確認する
- ラベルを貼る
- 完了した商品を別の場所へ移す
作業スピードよりも、正確さを優先することが大切である。
ミス④ バーコードの印刷がかすれている
インク不足や印刷設定によって、バーコードが正常に印刷されないことがある。バーコードが読み取れなければ、Amazon倉庫で受領作業が止まる可能性もある。
予防方法──印刷後は、次の点を確認しよう。
- バーコードが欠けていない
- 文字が鮮明に読める
- 印刷位置がずれていない
- ラベルにしわがない
- 汚れや水濡れがない
急がば回れ
ラベル貼りは、発送作業の中では地味な工程かもしれない。
しかし、ここでミスがあると、商品が正しく販売開始されないこともある。せっかく仕入れ、国際送料をかけて送った商品が、ラベル一枚のために倉庫で止まってしまうのは避けたい。
一枚ずつ確認しながら進めることが、結果として最も効率的な作業につながる。
次回は、国際輸送に耐える本梱包の方法と、箱の外側に貼る2種類のラベルについて解説する。

